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2017年09月

【キモノEXPO 2017】スペシャルイベントのご紹介☆

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今年も開催の着物のある生活を楽しむための年に一度の夢の祭典【キモノEXPO】、本日はスペシャルイベントのご紹介です!
今年も、東京・大阪両会場とも話題のアーティストのステージから参加型イベントまで、とっても豪華なラインナップ☆
ぜひ、足を運んでくださいね!

単衣の着物に「居敷当て」つける?つけない?の巻~着物大好きコミックエッセイスト ほしわにこ連載コラム「オトナの着物生活」

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 気がつけば9月ももう終わり。秋晴れの日にそろそろ観念して浴衣や洗える夏物を洗ったり、お手入れに出したりして衣替えに備えています。自分で洗うときはもちろん、お手入れに出すときも、なるべくシミや汚れを事前にチェックしておくとよいですね。

 そんなとき、時々あっ!と思うのがおしりのあたりの背縫いの「被せ(きせ)」(縫い目よりすこし余裕をもって布を折ってある部分)が開いて、縫い目が広がっているものがあること。

 ピッタリ着付けて立ち座りが激しかったり、仕事や踊りなど動作が激しい場合はこの部分が広がってきやすく、酷いときは裂けてしまったりすることもあります。

 ちょっとキケンかも!と思うような状態のものを発見したら、それを防いでくれるのが「居敷当て」です。居敷当ては、後ろ身頃の下半身部分だけにつける当て布。これがあることで補強になり、おしり部分の表地に力が直にかからなくなり、縫い目の開きを防いでくれます。

 また、夏物や単衣では足が透けて見えたりするのを防ぐ効果も。また紬などの場合、足さばきもよくしてくます。

 ウールなどの普段着の場合は、よく30センチ〜40センチ四方くらいの共布でおしりの部分だけに居敷当てがつけてありますが、この場合は縫い目が表に出てしまうので、別布で後ろ身頃全体もしくは体の幅(共布=反物の幅)くらいにつけるものが多いです。

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 居敷当てをつけることのデメリットは、布が1枚増えるので暑い。別布でつけると洗濯の時に表地に収縮率が変わることがあり、お手入れに注意が必要。生地代、仕立て代がアップする、などがあります。あと、長襦袢を透けさせて楽しみたい着物などにはつけるとそこが透けなくなってしまいますのでNG。

 でも、この居敷宛があると安心して着られるのですよねー。それに、透けが防げるので、暑い時期にうそつき襟にステテコ1枚で着られちゃうので結果暑くない! なにも知らないときは「料金が高くなる」という理由でケチってつけなかったのを、後悔しています。
 
 基本仕立てる時につけるものですが、探せばお直しをしてくれるところもあるので、あとからつけてもらうこともできます。

 これからもし、次のシーズンの単衣や夏物のことを考える時は、居敷当てのことをちょっと思い出してくださいね(^^)。着物の素材によってふさわしい居敷当ての種類も変わりますので、お仕立ての時に相談してみてください。

 まだまだ日中暑いのでしばらく単衣は手放せそうにありませんが、朝晩は着物でおでかけによいかんじになってきました。秋の着物も楽しんでくださいね\(^O^)/

【キモノEXPO 2017】不器用さんでも大丈夫!大人気の体験講座でオリジナル小物を作ろう♪

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不器用さんでも大丈夫!大人気の体験講座でアナタだけのステキなオリジナル小物を作ろう!
今年も開催の着物のある生活を楽しむための年に一度の夢の祭典【キモノEXPO】では、つまみ細工や水引細工など、着物好きなら絶対楽しめる和のワークショップが大集合☆
ただいま参加ご予約受付中です!
昨年も大変盛況いたしました体験講座、気軽に楽しみながら伝統のもの作りを体験してみませんか(^^*)

着物好きのためのイベント「キモノEXPO」今年も開催します!!

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「キモノEXPO」をご存知ですか?
着物のある生活を楽しむための年に一度の夢の祭典です!
昨年大好評をいただいた「キモノEXPO」、今年も帰ってきます!

今年も昨年大好評をいただいた、着物のある生活を楽しむための年に一度の夢の祭典「キモノEXPO」が今年も帰ってきます!

着物好きの方からはじめたばかりの方も大満足の、日常をよりHAPPYにする多彩なコンテンツをたくさんご用意予定♪

魅力たっぷりの和のワークショップや伝統を今に伝える職人・作品との触れ合い、メンテナンスなど着物のお悩みを解決するクリニックなどなど。
もちろん、ここだけのお買い得品も満載ですよ!

今年もどんどん情報配信いたしますので、お見逃しなく☆
どうぞご期待下さいませ♪

>「キモノEXPO」詳細はコチラ♪

秋の妄想きのこコーデ☆竹久夢二ワールドの巻~着物大好きコミックエッセイスト ほしわにこ連載コラム「オトナの着物生活」

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 秋ですねー。葡萄に梨に栗に‥‥と食べ物から季節を感じる私ですが、着物も同じように季節の色を選びたくなってきます。

 今回の妄想コーデは、そんな食べ物とカラーのベストマッチ!(仮面ライダービルド)。赤紫の『夢二浪漫』きのこ、を選んでみました。

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 竹久夢二というと、儚げな美人画の印象が強いのですが、グラフィックデザイナーの先駆けでもあります。モダンな本の装丁や、千代紙などの文房具のカラフルで乙女チックなデザインは今見てもとっても素敵です。

 以前夢二浪漫シリーズのすずらんで妄想コーデをしたことがありますが、一度やってみたかったインパクト絶大二度見確実なきのこコーデ! やはりきのこといえば秋でしょう、ということでオータムカラーでまとめてみました。

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 帯は抜け感のあるデザインがモダンな千代紙のようにも見える染めの九寸名古屋帯。森の木々の葉っぱをきのこを帯締めと帯揚はこっくりとした葡萄色に、半衿はベロアで深い森をイメージ。難点は自分がまるまるしているので、夢二の美人画とはほど遠いところ(涙)。でもそこは妄想でカバー!(笑)。

 本当に秋に着てみたいコーデです。だって、コーディネート大会に応募して1位になると、そのコーディネートの着物がプレゼントされるという夢企画、第6回コーディネート大会開催中なんです! 投票した人にも商品あたりますよ。

 他の人のコーディネートを見るのもまた、勉強になります。「おっ!素敵!」と思ったコーデにぜひ1票を。そしてこの機会に、試着室で本気で欲しいコーディネートを投稿してみるのはいかがでしょうか? 

芸術の秋!GINZA SIXの観世能楽堂におでかけしたよ☆の巻~着物大好きコミックエッセイスト ほしわにこ連載コラム「オトナの着物生活」

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  今年4月にオープンしたGINZA SIX。その地下3階に能楽堂があるのを御存知ですか? 渋谷にあった観世能楽堂がそのまま移築され、スヌーピーコラボのグッズなどでも話題になっていましたね。
 恥ずかしながら、流行ものに弱いわたくしGINZA SIX自体はじめて。こんなことでもないとなかなか行けない!と、雨予報でしたが、張り切って着物でおでかけしましたよ。

 キモトモ(着物友達)に招待をいただいて大倉流祖先祭へ。豪華な出演者の皆様を間近で見られて眼福でした。途切れることなく一日中開催されていますが、昼間の数時間だけ番組を拝見してきました。

 友人達のお陰で、お供して足を運ぶうち、なんとなくわかるようになってきた能の世界。本を読んだり映像を観たりするのとは違い、やはり生の舞台は格別です。予習をしていくと、ああ、お話のこの部分、というのがわかって楽しいですし、ただただ目の前に繰り広げられる夢幻の世界に酔うもよし。謡を聞きながら睡魔と闘ったり負けたり(負けるんかい)するのも醍醐味です。

 伝統芸能の舞台は、衣裳的にも眼福。能衣装は言うまでもなく、黒紋付袴でずらりと並ぶ囃子方や地謡の皆様かっこいい! 皆様所作が伴っているので、本当に着姿が素敵なのですよね。友人の初舞台もあったのですが、その中に女性がキリリと色無地で紅一点というのも、本当にりりしく美しかったー。

 男性の袴には馬乗り(ズボン型)、行灯(スカート型)がありますが、能楽では「仕舞袴」という馬乗り型の進化形の袴を着用される方が多いとのこと。動きやすい構造で、立ったり座ったりしてもシワなどができにくいのだとか。仕舞は行灯の方もいましたが、囃子方や地謡、後見の方はほとんど仕舞袴だったのかなー。地謡の右から2番目の人かっこいい!とか(鑑賞目的がずれている気も‥‥(^^;))。短い時間でしたが堪能して参りました。

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 自分もまた、伝統芸能仕様の着物でお洒落をして観に行くのも楽しみのひとつ。別に決まりがあるわけではありませんが、演目にあわせたり、季節をたのしんだり。私は、観能にいくときは色無地や江戸小紋などで行くようにしています。遊びは帯や帯留などで。でも、コダワリはさりげなーくもしくは自分だけしかわからない、みたいなのが理想です。歌舞伎ともまた違う楽しさ面白さ。きっと皆様にもいろいろなコダワリがおありなのではないでしょうか。

 この日は蒸し暑かったのですが、秋を意識したコーデで。むじな菊の江戸小紋に萩の刺繍帯。マダム仕様(笑)の真珠の帯留と指輪。帯揚を濃い紫で締めてみました。雨だったので草履が色の濃いカレンブロッソだったのがちょいと自分的には残念でしたが、鏡板の松色ってことで。

 あと、あまりの暑さに髪を切ってしまったのですが、やっぱり着物のときはアップヘアが気分が上がりますね〜。また伸ばそうと改めて思いました。

 その後ランチやお茶で、同行の友人と演目について話すのもまたこれ楽しい! イケメン探しをしているのは私だけではない(笑)というのもわかりました。それぞれのツボの話を聞いて、そんな見方もあるのかとか、いろんな情報交換をしているうちにあっと言う間に時間が経って。能や芝居見物は、昔は1日がかりの贅沢な娯楽。現実を離れて贅沢な時間を過ごすのは、リフレッシュになりますね。銀座という場所もまた、華やかな気分になりました。

 日々の慌ただしさに紛れて、こんな時間を忘れていた私です。これからは暑さもやわらいで、着物を楽しめる季節がやってきますね。芸術の秋でもあります。着物で鑑賞するのにピッタリな伝統芸能、能楽に興味があったらチェックしているといろいろな催しもありますよ。

 私が能の世界を最初に覗いたのは、「能への誘い」というイベントでした。今年は川崎で開催されます。

 能ってよくわからない、という方もまずは入門編からえいっと覗いてみるのもよし、詳しい友人に連れて行ってもらうもよし。探してみると、意外と能っていろんなところで上演されています。アンテナにひっかかったらぜひチェックしてみてくださいね!

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観世能楽堂入口にて。松羽目物気取りで(笑)

着物のしつけを外す☆飾りしつけと普通のしつけの巻~着物大好きコミックエッセイスト ほしわにこ連載コラム「オトナの着物生活」

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  9月に入ってすっかり秋めいてきましたね。もう夏着物には手が伸びず、単衣を着ることも。やっぱり、涼しいと着物が楽で楽しいです。

 着付のお仕事もオンシーズンになります。先日は秋の結婚式出席のための留袖と訪問着着付のご相談をいただきました。留袖、訪問着のコーディネート相談も含めて、事前準備のため伺ったのですが、留袖は今回初めてお召しとのこと。しつけがついていました。

 しつけはそもそも、着物を仕立てた時に、布を落ち着かせるためにするもの。

 袖や裾に一目落としでついている、大きな縫い目のしつけはとりますが、留袖や振袖など礼装には「ぐし」と言って、掛け襟や袖口、裾などに細かい縫い目で白いしつけがしてあるものはこのままで使います。

 これを間違ってとってしまうと(本当に細かいので、とるのはすごーく大変だと思いますが)押さえがなくなるので、フカフカになってしまいます。

 一方、大きなしつけのほうは、とって着るもの。ついていると、「あら、とり忘れ」と思われてしまいます。初めて着る着物などは、前日に見てチェックしないと取り忘れて当日あわてることも。

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 新品でなくても、丸洗いなどのお手入れのときにこのしつけをしてあることもありますので、久しぶりに袖を通す着物は必ずチェックを。意外と着てから「あっ!しつけついてた(ガーン)」となることもあるあるですよね。

 こうなると、あわてて着たままとったり、一部取り忘れたり‥‥。そしてそれがずっとそのままだったり‥‥(えー)。

 でも、他の人のしつけとり忘れは目についちゃったりするんですよね〜。しつけの糸の縫い始めのところが、とりきれずにピロ〜ンと出ていたりすると「お仲間‥‥」と勝手に親近感を持つ私です(^^;)。

 本当は、ちゃんと前日に落ち着いて着物のチェックをすべきだとわかっているけどなかなかできなかったりしてしまうのですが、実はとてももったいないこと。

 落ち着いて前日着物のしつけをとるときは、とても幸せな気持ちになるものです。新しい着物やきれいになった着物に袖を通すワクワク感のせいでしょうか。この事前の準備の時間も含めて、着物を纏う楽しみなのではないかと。

 お客様には、前日留袖のしつけをとって、ハンガーにかけて大きなシワをのばしておいてくださるようにお話しました。

 あとはこれが結構忘れがちな襦袢の半衿つけ。どんな半衿をつけたらいいかや、帯締め帯揚げや小物などもご相談にのりました。草履バッグまで入れると本当に結構な数のアイテムを準備しなければならないんですよね。コーデだけじゃなくてヘアセットとか持ち物とか予定とか‥‥でもこの準備がまた楽しい!

 普段から着物をお召しになるお客様でしたので、お話も早くて、当日の準備や足りない物についても確認がきちんとできました。晴れの席の準備は、お話を伺うほうもお裾分けをいただいて本当に幸せな気持ちになります。

 この準備の時間を含めて「お祝いの儀式」なのだなあと実感。お手伝いさせていただけることに感謝です。精進せねば!

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 留袖のしつけを見せていただくと、おくみの裾のところに「松葉飾り」がしてありました。おめでたい席の着物だから、おめでたい松のモチーフが使われているのですね。この「松葉飾り」は飾りといいながら、とるしつけです。

 とってしまうものなのに、この美意識と心遣い。日本の文化って素晴らしいなあ〜と感動しました。比翼のほうにも同じように松葉飾りが入っていましたよ。その着物を纏う人が、幸せでありますように‥‥そんな祈りがこめられているように感じました。

 最近はなんでもアリで簡単にすませてしまいがちですけれども、丁寧に準備をすることの大切さ、有難さを再確認。着物は、忙しすぎる毎日に、ちょっとブレーキをかけてくれるものなのかもしれませんね。もし着物を着られる機会があったら、ぜひ袖を通していただきたいなあと思う秋のはじめでした。

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