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雨が降ったり、急に暑くなったり……。この季節は本当に着るものに悩みます。今週末は着物でおでかけの予定が続けて入っているので、週間天気予報とにらめっこ。

 

そして、そろそろ移動中の電車内や屋内の冷房の気合いが違ってきていますよね。特にバスの冷房が強敵です。暑いバス停で待ち続けて、やっと乗車と思った瞬間汗が凍るかと思うようなあの強力冷房。

想像しただけで体調が崩れそうです(弱)



冷房が苦手なわたしは、洋服のときは薄いカーディガンやボレロが手放せませんが、着物の時は羽織ものだけで調整するわけにはいきません。
というのも、冷房で意外に冷えるのは、ひじから手首にかけてなのですよね。


そこで、私は日焼け防止の薄手の
UVアームカバーをいつもバッグにいれています。


ちょっと冷えそうかな? というときに腕に装着。みっともないかな、という時には、袖の中にひっぱりあげて、袖口からのぞかないようにしてしまえばOKです。

ワンポイントだけでも暖かくなると、着物の場合はお腹まわりがしっかりと保護されているので、本当に過ごしやすくなります。


アームカバー1

アームカバーのよいところは、着脱がとっても気軽なところ。
さっと着けたり外したり。着物にあわせて、生成りや黒、レースなどいくつか揃えておくといいかんじです。そそっかしい私は、片っぽなくしがちなのが難(^^;)




アームカバー2


昔はアームカバーというと、役所の事務員さんの黒い腕抜きか農家のおばさんの花柄というイメージでしたが(古すぎますかそうですか)、今は、UVカットタイプや、刺繍、絹やリネンなどおしゃれなものがたくさん。

カラフルなものも見つかります。

自分の好みで選ぶことができるので、ぜひ今年の夏はバッグに一組入れておいて、冷房対策お試しください!


あとは、長時間冷房のきいたところにいると、首筋が冷えて強張ってしまいます。

観劇中や映画など、人目が関係ないときにはスカーフを巻いたりすることもありますが、あまりかっこ良くないので基本は我慢しています(^^;)
これもなにかよい手だてはないものでしょうか。

着物が日常着だったころには、こんなハードな冷房はなかったはずですから、こんな冷房対策もいらなかったのでしょうね。

震災の年は、あんなに節電が叫ばれて冷房もゆるやかだったのに、また忘れてしまったように必要以上の冷房が効いているような気がします。もう少し、自然と寄り添っていく方法はないものでしょうか。

 

と、なんだか冷房は敵のようなことばかり書いてしまいましたが、なければやっぱり夏は乗り切れない! 

特に、着物を着る時にはガンガンに冷房をきかせておかないと、着終わった時点ですっかり汗だく、という事態に陥りますので、頼りにしております。


冷房様、身勝手をお許しください(><)


うまく対策をとりつつ、暑い夏も、気合いを入れて楽しく着物を着たいものですね。

お気に入りの日傘とアームカバーを持って、最後に帯に扇子を1本はさめば、
夏着物で外出も怖くない。涼しい顔でおでかけしましょう\
(^O^)