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 雨水の候も過ぎ、一気に春めいてきましたね。私もお雛様を出してみました。通勤路の商店街では、それぞれのお店が雛人形をディスプレイしていて、とても見応えがあります。お雛様には「この子が健やかに成長して欲しい」と願う親の愛がこめられているから、どのお雛様もよいお顔をして、みるものをほんわかした気持ちにさせてくれるのだなあと、いつも思います。

 さてさて、ひなまつりにはぜひ着物を!という妄想コーデの続きで、今日はひなまつりにもピッタリな、ちょっと可愛い帯締めの結び方アレンジをご紹介します。

 バレンタインのとき話題になっていたハートの形の帯締め、とってもカンタンにできるんですよ。

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 まずは普通に帯締めを結んだら、帯締めの房を下から上に通して、少し輪をのこします。上に通した房をまたその輪に通して下に下ろします。左右同じようにして形を整えれば出来上がり!

 そのアレンジで、四つ葉のクローバーもできます。こちらは同じように輪を作り、上からまた輪を作って帯締めにはさんで、輪の大きさを同じに整えます。左右同じようにすればOK!

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 朝の連続テレビ小説「べっぴんさん」でも四つ葉のクローバーが出てきますが、可愛くてハッピーになれそうなモチーフですよね。

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 ハートもクローバーも、作った結び目はど真ん中は避けて、右か左か好きなほうに少し寄せるとバランスがとれます。

 このアレンジには丸組の帯締めが一番向いています。写真では、冠組の帯締めで結びましたが、丸組のほうがゴロゴロしないで綺麗に仕上がります。平組の帯締めは、裏表を出したり、輪が丸く仕上がりにくいので避けたほうが無難です。

 帯締めの結び方だけでもこんなに華やかに楽しめます。自分でアレンジを加えてオリジナルの結び方を楽しんでもいいですね。全体のコーディネート次第で、大人っぽくも可愛くも、古典的にも現代的にもなりますよ! お試しあれ❤