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カテゴリ:コラム:かんたんリメイク&手作り

青空を映す生藍染め、今年もやったよ☆の巻~着物大好きコミックエッセイスト ほしわにこ連載コラム「オトナの着物生活」

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  生藍染めのことを知ったのは、今から5年ほど前のこと。ZEROキッズ主催の染めのワークショップで、藍染めを教えて下さった先生が、美しい空の色のTシャツを着ていらして。いままで見たことのないフレッシュな水色で、伺うと、生藍で染めたものだとか。

 普通の藍染めの、瓶覗(かめのぞき)や浅葱、縹(はなだ)など、キリっとした引き締まった色とはちょっと違う、自由で浮き立つようなその水色が忘れられませんでした。

 先生から藍の種をわけてもらい、友達と二人で育ててみましたが、私はプランターですっかり枯らしてしまい(‥‥‥)、昭和な家の相方のみずほちゃんがご両親の畑の片隅で育てたもので、キレイに染まった!と報告をくれました。ついでに、その藍の葉を冷凍したものを分けてくれたのですが、染まったけれど緑が強く「白緑」というような色に染まり。それはそれで綺麗な色だったのですが、次の年にまたチャレンジ。

 絽の帯揚げを染めて大満足でした。そのときの様子はこちら

 それから毎年、仕事場の昭和な家でみずほちゃんちの藍で生藍染めをさせてもらっています。とにかく藍の鮮度が大切!ということで、土付きでもってきたりいろいろ試行錯誤を重ねましたが、刈り取って持って来ても大丈夫ということで、今年は刈り取った藍をもってきて、みんなで葉っぱをプチプチちぎりました。根っこがないと、運搬も処理もかなり楽に。

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 藍の葉さえあれば、染めるのはかなり簡単です。

 藍の葉を揉んで色を出すやり方もありますが、昭和な家レシピはこんなかんじ。

1)藍の葉っぱを茎からちぎって、洗っておく

2)ミキサーにかける(葉っぱ50gに対し水500ccくらいで帯揚やスカーフ1〜2枚分。量は結構適当でも大丈夫)

3)ネットなどで葉っぱのカスを漉す

4)できた染液に絹を入れ、10〜15分ゆすりながら染液を浸透させる

5)よく水洗いして、干す

以上です。絹と書いたのは、綿や麻も一応染まるのですがあまり綺麗には染まらず、洗うとどんどん落ちてしまうため。やはり絹が一番綺麗な空の色になり、定着するからです。

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写真:渡部瑞穂(昭和な家)

 輪ゴムや紐などで絞ったりすれば、その部分が白く染まらず抜けるので、模様もつけられます。

 絹の布を緑の液にひたすと、最初はもちろん緑になりますが、浸しているうちに青緑になり、水で洗って空気に触れると、鮮やかなブルーになります。この色の変化の美しいこと! そして乾くとなんともフレッシュな空色になるのです。なんといったらいいのか、この美しい空色は生藍染め独特のもののように思います。絹の光沢とあわさって、日にかざすとため息が漏れるほど。

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 今年は生憎の雨で、外に干すことはできませんでしたが、それでもこの美しい空色。伝わりますでしょうか。
 
 藍の茎は、煮出して染めて鉄媒染すると、グレーに染まります。残った葉を乾燥させるとまたこれは別な方法で染めに使う事ができます。染め実験大好きなみずほちゃんがいろいろ準備してくれるので、私はやらせてもらうばっかりなのですが、だいたい草木染めは、煮出したり、触媒を用意したりと温度管理やらなにやら手間がかかるものです。

 が、この生藍染めは、新鮮な葉っぱと水さえあれば、かなり手間無しで本当に美しい色に染まるのでびっくりしますよ。藍の種は少し入手しにくいものですが、もし手に入るチャンスがありましたらぜひ! そのフレッシュな水色に感動すること間違いなしです。

保冷剤を入れる!ヘチマの帯枕を手作り☆の巻~着物大好きコミックエッセイスト ほしわにこ連載コラム「オトナの着物生活」

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 もう気分はすっかり夏。着物を着るときは少しでも涼しく着たい!というのが切実な願いです。

 夏の涼しい素材で頭にうかぶのは「麻」「ヘチマ」などの自然素材。麻は着物、襦袢、肌着……と着るものに。ヘチマは帯枕や帯板、補整パッドなどの小物に使われます。代表的なのは「ヘチマの帯枕」でしょうか。

 市販のものを持っていますが、軽くて通気性がよいため涼しく、つけていてラクに感じます。つぶれやすいので、お太鼓はあまりボリュームが出ませんが夏はなんでもコンパクトなほうが、涼しく感じる気がします。

 仕事場の「昭和な家」で、たくさんの乾燥ヘチマをいただいたので、みんなで集まってヘチマの帯枕作りにトライしてみることになりました。

 すでに自作経験者のキモトモが、ヘチマの帯枕に保冷剤を仕込んだものを見せてくれたのですが、たしかに、帯枕のまわりがひんやり!!!

 つけているご本人は「涼しいような‥‥そうでもないような‥‥」という感想でしたが、帯に手をかざすとあきらかに温度が低い。これはかなりの効果がありそうです。

 さっそく、保冷剤を仕込む形で作ってみることにしました。

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 いただいたのは皮のまま丸ごと乾燥させたヘチマ。カラカラに乾いた状態で茶色い皮をパリパリと剥いてしまいます。手で簡単に剥けます。そのとき、中からタネがぼろぼろとこぼれでてくるので、それも出してしまいます。

 皮が剥けると見たことのある黄色い繊維のかたまり、いわゆる「ヘチマのたわし」状態のものが出てきます。なんかすごく嬉しい(笑)

 水で皮やタネのカスを洗い流します。あまりモミモミしてしまうと、やわらかくなりすぎて、帯枕の固さが出なくなってしまうようなのでご注意を。

 洗ったヘチマを、塗れて柔らかい状態で帯枕にしたい長さに切り、はさみで切り開いて中の固い芯を切りとります。

 あとは、一枚もしくは二枚組み合わせて好きな大きさにして糸で縫い止めたり、凧糸で縛るなどして乾燥させて帯枕の紐に入れればできあがり。

 今回は、くるっと巻いてポケット状に中に詰め物ができるようにして糸で縫い止めて、帯枕のかたちにしてみました。私は今回、普通の木綿糸でざくざく縫って止めてしまいました。

 あとは乾燥したらガーゼで包んだり、帯枕ひもに入れればヘチマ帯枕の完成です。

 帯枕のポケットの中に凍らせた保冷剤を入れれば、保冷剤が冷たい間は保冷効果があるはず!!保冷剤から出る水滴はよっぽどヘチマが吸ってくれそうですが、心配な方は布などにくるんでから入れるほうがよいかも。

 たくさんヘチマがあったので、みんな思い思いの形の帯枕を作っていました。帯枕の形も大きさも、結構好みがあるんですよね〜。

 1つ、巨大なヘチマがあったので、開いて押し花のようにまな板でおもりをのせて板状にしてみました。帯板とか補整とか、なにか使えるかも! 次の課題です。

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 どーんとたくさん乾燥ヘチマをいただいたときは「どーすればいいの、これ」と思いましたが(失礼)、みんなでワイワイと帯枕作りをしてとっても楽しい時間を過ごしました。ざぶざぶ水洗いするので、夏に楽しい作業かも!

 洗いすぎてフニャフニャになったヘチマ(失敗作)はボディたわしとして、浴室で活躍しています。

 さて肝心の保冷剤入りのヘチマ帯枕の効果は!? 次週報告させていただきますね!

 市販のヘチマたわしを分解しても簡単に手作りできますので、この夏、一緒に実験してみませんか!?(実験かよ) 

 完成品も売っているのに、そして持っているのに、なんだかんだと手作りしちゃいたくなるのはなぜでしょう。キモノ好きって、面白いですね。

ハンドメイド好き必見!らくちん帆布バッグを自分仕様にカスタマイズしてみようの巻き★着物大好きコミックエッセイスト ほし わにこ連載コラム「オトナの着物生活」

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一気に暖かくなってきて、さくらのつぼみも膨らんできましたね! 

ほんのりピンクの蕾を見ると、ワクワクします。

家の近くの小学校の横の桜が本当に綺麗で、子どもが生まれてから毎年そこで写真を撮っています。毎年毎年、春になると、いろんなものが動き始め、新しく替わり、嬉しさと同時に寂しさもわっと湧き出します。
あと何回桜の花を眺められるかな、なんてことも考える年齢になってきました。大好きな花です。

 桜は、日本人にとっては特別な花なのかもしれませんね。

 さて、なんだか手作りネタが続いていますが、いろんなものを見ると、これ、自分で作れないかしら‥‥とか、ちょっと手を加えられないかしら‥‥とか思ってしまう病のわにこ。
そんなわにこのハンドメイド魂に火をつけたのが、いち利モールさんの「らくちん帆布バッグ」。 

キャプチャ


 http://ichiri-mall.jp/lp/kitukebag/

 いち利の着付け教室の生徒さんで、洋服のパタンナーをされている方が考案されたものです。

 だってコレ、まさにキャンパス! 好きなようにして??と私に語りかけてきました(妄想)。
さっそく入手して、いろいろ考え……リキテックスで絵を描くのもいいけど、それはいつでもできるので(笑)今回は、ちょっと違うことをやってみたいと思い立ちました。

本体のほうは、畳んで収納できるのがミソなので、畳む時に邪魔にならない方法で、可愛くならないものかな?。。。 そうだ!! フエルト刺繍はどうだろう? 


ということで早速キモトモでもあります、フエルト作家のナガヌマミワコ先生のところに教えを乞いにいってまいりました。

★用意するもの→羊毛、フエルティングニードル、大きめのスポンジ、あれば指カバー(針が指に刺さらないよう)

材料

最近は、100円ショップでもフエルト用のニードルが売っているようです。

「おもむくままに好きなように刺せばいいのよ?」という先生のおおらかな指導に従い(笑)
型紙なども作らず下絵も描かず、いきなり刺し始めるわにこ(乱暴)。 
 まず、刺す部分の下にスポンジを置いて台にします。

そこに羊毛をすこしづつ手に取ってくるくるっとまとめ、好きな形に整えて、布に刺していきます。

帆布バッグは少し厚手なので、高速でブスブス刺すと針が折れてしまうこともあるので、優しく、でもしっかりと刺します。ポケット布などと二重になっているところは刺繍できないので、帆布が1枚だけのところに刺繍をします。 
プスプスと針を刺す感覚が面白く、無心になれて楽しい!!

作業

 羊毛の上から針を刺すだけで、羊毛が帆布にからんでくっつくのです。色も混ぜたり、自由自在です。

 刺したモチーフがバッグにくっついて離れなければそれでOK。
あまり分厚くすると剥がれやすいので注意です。刺し終わったら、帆布の裏側の、フエルトが少し見えているところに、薄めた手芸用ボンドをつけて乾かすと、よりはがれにくくなります。

 桜の花をモチーフにちくちく刺して、刺して‥‥。
フエルトのふわふわでほっこり気分\(^O^)/ 

ピンクで気分がほんわかです。へたっぴながらも、1時間足らずで、こんな風になりました。 

さくら


桜の濃いピンクの部分は、あとから足したものです。

モチーフの大きさや形も、かなり自由がききそうです。
もちろん、折り畳んでも大丈夫なので、中の大きな本体にも、いずれ刺す予定‥‥
ですが桜が散る前になんとかしたい(汗)

ワニと桜を刺したいな‥‥なんて妄想ばかり広がっております。
出来上がったらまたお披露目させてくださいね(^^)

肝心のらくちん帆布バッグの使い心地ですが、まさにこういうのが欲しかった!
 という普段使いにウレシイバッグ。
なにしろ軽いのがいい! 
肩にもかけられるので持ち運びもいい感じです。

私は、着物や帯は風呂敷につつんでからバッグインしていますが、上から布がかけられて中身が見えにくいのも嬉しい工夫ですよね?。

リキテックスでペイント、ビーズ刺繍やスワロでデコでキラキラもいい! 腕に覚えのある人は、本格的に染色してもいいかもしれません。

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とにかく、ハンドメイド魂の持ち主なら、燃え上がらずにはいられないこのらくちん帆布バッグ。

使い勝手もよいし、なにしろお値段がお手頃です(これも重要(^^;)。


ぜひカスタマイズして、自分だけのバッグを作って下さい!
 デコバッグ部に入りませんか?
(なにその部) 作品、見せていただけたら嬉しいです?。

 わたしも、頑張ります\(^O^)/

今回フエルト刺繍を教えてくださった ナガヌマミワコ先生のサイトはこちらです。
http://woolhandwork.com/ 


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いち利モール決算セール開催中!
増税前にお買い忘れありませんか?
http://ichiri-mall.jp/

★ほし わにこさんご紹介の着付け教室の生徒さんの声からうまれた
帆布バッグもセール価格になっています
(好評につき色はホワイトのみとなりました)
http://ichiri-mall.jp/ap/prd0234853000.html


母の黒羽織をリメイクしてみましたの巻き~着物大好きコミックエッセイスト ほし わにこ連載コラム「オトナの着物生活」

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先週末は無事「染の小道」が終了。わにのれんも無事納品でき、土日は生憎の天候ながらお散歩イベントではご参加の皆様と楽しい時間を過ごすことができました。ありがとうございました!!!
 ただいま、軽い燃え尽き症候群のようになっているわにこです(笑)

 さて、3月に入りあちこちで卒業式の話題が出ていますね。私の子どものころ、昭和の時代は和装で式に参加する保護者も多く、黒い羽織姿のお母さん方の姿が印象に残っています。私の母も黒羽織で参列していました。少し丈が短めのその羽織姿を懐かしく思い出します。



 この黒羽織、別名「ボロかくし」と言ったんだよと母は笑っていましたが、一つ紋付の黒羽織を着ることで小紋などでも略礼装となり、昭和3050年代にブームになったものだそう。確かに、着物ばかりか帯結びのボロも隠せちゃいそうで、魅力的なアイテムです(笑)

 子どもが生まれて譲ってもらいましたが、なにせ身長が18センチも違う母と私。でも、母の黒羽織は黒い着物だったものを羽織に仕立て直して紋を入れたものだそうで、かなり返しが長かったのです。

 もともと着物だったものなら、長羽織に仕立て直せるかも?と悉皆屋さんで相談してみると長さは十分だが、裄を出すのに反物の幅が足りない。そこで、ちりめんの似た生地の黒羽織をリサイクルショップで探して、足し布にすることに。

 反物の幅は昔のものは狭いですから、どうしても裄が出せないものが多いです。

話はずれますが、NHKの朝ドラ「ごちそうさん」の主役のお二人は背が高くて裄も長いため、同じ反物を2反使って継いで着物を仕立ててあるそうです。機会があったら、め以子はんの袖の肩のあたりを凝視してみてください。肩にもう1本縫い目が見えることがあります。


 それと同じように、袖の布を肩のところで足してもらいました。元々、ストライプ状に織の柄が違っている生地でしたので、肩のところで布をはいでも、まったく気にならない仕上がりになりました。

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羽裏は取り替えることにしたのですが、お値段と折り合いがつく範囲ではあまり気に入ったものがなかったので悩んでいると、襦袢地で代用することもできると聞き、子どもの厄よけと七転び八起きの縁起を願って地紋がウロコになっているダルマさんの柄の襦袢地を半分使ってもらうことにしました。

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お店では「え〜切るの〜??もったいないからこれ普通に襦袢にしなよ〜」と言われちゃいましたが(笑)、残りの布はうそつきの替え袖にするつもりでとってあります。シルクの布、ということでスカーフなどで作られる方もいるとか。

 そんなこんなで出来上がった黒羽織は、無事に子どもの小学校入学式に間にあい、夫の母から譲ってもらった羽織紐をつけて式に出席することができました。遠く離れて暮らしているけど、おばあちゃんたちと一緒にお祝いすることができたようで、ちょっと嬉しかったです。


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しかし、この入学式、なんと着物の保護者は私一人だったという衝撃の事実が!! でも着物で出席したおかげで、「本当は私も着たかったんだけどどうしたらいい?」とママ友に声をかけてもらっって、次の春、そのママ友のお子さんの卒業式・入学式の着付けを手伝ったりもしました。卒業式のときは、1人じゃなさそうで、ちょっとホっとしています(^^)

 古い生地独特の、とろんとしたやわらかい生地のこの羽織は、着ているとなんだか守ってもらっているような気持ちになります。銀糸で紋が入っていますが、ちょっとしたおでかけにも着ることがあります。大好きな1枚になりました。

 子どもの学校行事に黒羽織は「古くさい」という人もいるけれど、黒いスーツ姿の保護者の中でも浮きにくく、結構いいんじゃないかと私は思っています。その学校や地域によって違いますから、一概には言えませんが、まだまだ寒い早春の体育館などでの行事に羽織りものはありがたいです。

 お子さんが卒業式のお母様がいらしたら、ぜひ着物でいらしてほしいと思います。お子さんの記憶にも、お母様の着物姿が残ると思いますよ。そして、防寒対策も忘れずに(笑)。春はお別れの季節、そして出会いの季節ですね。すてきな春をお迎えください。

ウナギイヌ

オマケ:染の小道初日に、母の羽織でウナギイヌコーデ(笑)赤が足りなかった(反省)赤塚不二夫プロ前にて。手をつないで写真を撮ってくれたウナギイヌさんありがとう! 

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ほしわにこの個展『キモネコワニ展』をGallery&Cafe Warehouse Garden
(
http://i29352.wix.com/whgdn/)
にて開催中です。

いち利モール「オトナの着物生活」で掲載されたイラストも展示しています♪
3月6日まで。http://www.facebook.com/hoshiwaniko

3月7日からは同ギャラリーで女性クリエイターによるチャリティアートマーケットが開催されます(^^)
http://f-ren.com/ わにこもうちわ絵描きに参ります。


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3月12日スタート!いち利モール決算SLAE:最大70%オフ
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紅花染め体験とシュシュと風呂敷で浴衣に似合う手提げポーチを作りました!

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着物大好きコミックエッセイスト ほし わにこ連載コラム「オトナの着物生活」

★紅花染め体験とシュシュと風呂敷で浴衣に似合う手提げポーチを作りました!



先日子どものお供で「紅花染め」のワークショップに参加してきました。講師は「ふろしき王子」ことよこやまいさおさん。


まずは、「紅花染め」の体験です!

子どもたちが、乾燥した紅花の花びらを水の中で揉むと、最初は黄色い色が出てきます。黄色い水を捨てて、水を含んだ花びらを揉みながら洗い、
熱した重曹(ソーダ灰)をかしたにつけて紅の染液を抽出。
その染液に布を浸してかきまぜながら、クエン酸を入れて中和していくと、シュワシュワと泡が立って、液がキレイなピンク色に変化していきます。こんなにキレイな色になるの? と驚くほどの鮮やかさ。


 布に十分染液が行き渡ったら、塩素を抜いた水で洗って完成!

 とってもキレイなピンクの風呂敷ができあがりました\(^O^)

紅花


紅花は染料としてだけでなく、昔の女性のお化粧にも使われていました。

「京紅」は、
上質のものは『金一匁(もんめ)紅一匁』ともいわれるほど高価なものでした。力がはいりすぎずにそっと塗れるので薬指に紅をとって唇につけます。だから、薬指は「紅差し指」とも呼ばれるそう。指に残ったら、頬につけると頬紅代わりに。

実際につけさせていただいたのですが、とっても可愛い色でした。新鮮な血の色と同じなので、とても肌なじみがよいのだとか。


染め上がった風呂敷を満足そうに持つ息子の横で、
いつか紅花染めの着物がほしいな〜と、夢膨らませるわにこでした。



さてこの日驚いたのは、講師のよこやまさんが30キロ近い荷物を風呂敷だけで持って現れたこと。考えてみたら昔はみんな重いものは風呂敷に包んで背負って運んだんですよね。荷物と体のバランスをとれば、大きな負担にならずに運べるんだそうです。同じものをバッグで持とうとおもったら絶対無理。風呂敷ってすごい!


染めの講座の合間に、そんな風呂敷の活用法も教えていただきました。
2回結ぶだけで出来る、簡単なきんちゃくの作り方を教わりましたよ。

子どもたちも、風呂敷で作るおなかポケットや忍者の手甲を教えてもらって、大喜び。息子は早速手甲をマスターして、ずっと手につけていました(笑)。「真結び」で結ぶとほどけにくいそうです。

やってみると……どこかで結んだやり方です。そう、羽織紐と同じ結び方でした(^^)。荷物の包み方などには決まりはないし、どんな風にやってもいいので、どんどんいろんなものを包んで試してみてください!とよこやまさん。



<簡単なポーチの作り方を教わりましたので紹介します>


風呂敷を結ぶだけでもできますが、シュシュと合わせ技だと、可愛い手提げができます。中身は結構大容量! たくさん入ります。浴衣に似合う手提げポーチが簡単に作れますよ!


50センチ角の小風呂敷が扱いやすいそうですが、お気に入りの布で作ってもいいですよね。



ふろしき

そして風呂敷も、着物も、手ぬぐいも、使った後は平にたたんでかさばらずにしまっておけるのがいいところ。日本人の知恵ですよね。

 もっと風呂敷を使ってみよう!と思った一日でした。



 

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